少年鑑別所と少年刑務所は違います、示談で解決できない少年犯罪のゆくえ

少年が警察に逮捕された時は、逮捕・勾留した後に観護措置として鑑別所に送致されてから、少年審判に臨みます。少年鑑別所とは、家庭裁判所で行われる少年審判を実施する前に、対象となった少年の非行性や性格などを鑑別するための施設であり、少年刑務所とは異なる目的の施設です。少年院や少年刑務所は、少年が犯した犯罪や非行の内容や反省の様子などを鑑みて、社会での更生が困難だと判断された場合に送致される施設です。
鑑別所では、少年に対して専門的な調査や診断を行い、少年が非行に走った原因や動機などを調べます。また今後の更生についての方法を、医学や心理学、社会学などの専門的知識や技術によって考えます。少年鑑別所では、外部機関である家庭裁判所の家裁調査官が、少年の様々な情報を書類にまとめるので、少年と調査官との面接が重ねられます。この家裁調査官との面接内容は、少年審判を行う時に参考となるため、審判でも家裁調査官が直接出席します。少年のその後の処遇を決定するために、家裁調査官との面接は非常に重要です。少年鑑別所に入所してから、処分決定となる少年審判までの期間は最長8週間ですが、ほとんどのケースでは約4週間程度(25日前後)の収容となります。

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