少年院に送致されるケースとは?その工程

少年院送致になるケースいくつかありますが、そもそも少年院や少年刑務所、鑑別所など誤った用法で使用されていることがよくあるため、言葉の解説を含めながら送致されるまでの行程を説明していきます。

まず対象となる少年の年齢は12歳以上20歳未満が基本となります。収容年数の関係上、最大で26歳まで入ることがあります。
次に少年院送致までの流れについてですが、強盗致傷や強盗強姦、放火、殺人など、重大な事件は少年院送致、軽いと保護観察処分、逆に重いと判断されれば少年刑務所へ収容されます。順を追っていきましょう。

まず警察に逮捕されると最大2日間拘留され、その後検察へ送致されます。
次に再び警察の拘置所で10日から25日ほど拘留されより詳しい取り調べを受けるのです。ここまでは一般の大人と変わりません。
そして裁判所による観護措置を受けます。これは、鑑別所で少年を面接し、この少年は社会復帰の余地があるかなど調べる必要があるのか否かを判断するのです。
そして必要と判断されれば鑑別所へ送られ、面接や検査を受けます。ここでは、少年は社会復帰のためどういう教育をしたらいいか、復帰後の環境は整っているか、様々な角度から判断します。
最後に少年審判を行い、鑑別所の面接結果を踏まえて、少年を少年院へ送致して社会復帰の教育を受ける必要があると判断されれば少年院送致となるわけです。

もちろん矯正が難しく刑罰相当が妥当と判断されれば少年刑務所へ行くこともありますし、保護司や親のもとで矯正するほうが望ましいと判断されれば保護観察処分もありえます。
少年院送致とは、あくまで少年を社会へ復帰させるために必要なプログラムを行う施設なのです。

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