相続登記をしないとどうなる?

相続登記には、相続税の申告のように相続開始後10か月以内に申告をしなければならない、というような期間制限の定めはないため、相続登記をしなかったからといって過料等を請求されることはありません。親が亡くなり、自宅不動産を相続したが相続する人も1人しかおらず、もめることもないということであれば特に相続登記をする必要もないかもしれません。
しかし、不動産の所有者が亡くなっても相続登記をせずに放置した場合には次のような問題が発生することがあります。
①亡くなった方名義の不動産のままでは、不動産を売却することができない。
②亡くなった方名義の不動産のままで、不動産を賃貸することは可能だが、賃借人が賃料を滞納した場合等、賃料請求や家屋の明け渡しの訴訟をする場合に、相続人全員で対応しなければならない。
③相続した方が死亡し、さらに相続が開始されたが、相続した人が誰でどこにすんでいるのかも分からない。
④相続した不動産を担保にお金を借り入れようとしても、亡くなった方名義のままだと不動産を担保にしてお金を借り入れることができない。
などなど、相続が発生しても相続登記をせずに、長期間放置すると今まで会ったこともない人が相続していて、遺産分割協議が一向にまとまらない、といったケースに発展することもありますので、相続が開始したら、一度、専門家に相談することをお勧めします。犬12

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