知らないとマズい!普通の不動産売買にはないリスク

通常の売買契約には、売買の目的物に「隠れた瑕疵」があった場合には、契約の解除や損害賠償請求をすることができます。瑕疵、簡単に言うとキズのことです。そして隠れた瑕疵とは、通常の注意を払っても見つけられないようなキズを言います。例えば、中古車のエンジン部分に故障があった場合などです。物を買った後に、見えないところに故障があったことに気付いた場合、買主としては故障がないものとしてお金を払っているわけですから、その分を取り返せなければ不公平ですよね。ましてや故障が原因でケガをしてしまった場合は、損害賠償が請求できてしかるべきです。このようなときのために、民法には瑕疵担保責任として、解除や損害賠償を認めているわけです。しかしここで注意すべきは、瑕疵担保責任は強制競売の場合には適用されないのです。これは、強制競売では、通常よりも安価で買えることから、買受人が瑕疵をある程度受け入れているとの想定なのです。ですから、強制競売で買った物に、後から故障やキズがあったとしても、契約の解除や損害賠償をすることはできないので、返って損をしてしまう可能性もあるのです。安価だからと言って無暗に買い受けるのはやめましょう。

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