執行猶予と実刑の違いはなに?

刑事裁判においては、被告人が有罪なのか無罪なのかを決定します。証拠や証人の証言をもとにして、検察官が主張する事実が本当であるのかを、裁判官が判断します。それに対して弁護人が、被告人の弁護を行うという形です。そして、有罪の場合には、どの程度の量刑にするのかを決定することになります。この際にも検察官が主張する量刑に対して、弁護士はできるだけ量刑を軽くしてもらえるように弁護をします。
そして、刑事裁判の判決は執行猶予付きの場合と実刑の場合があります。この両者の違いはかなり大きいものとされています。執行猶予付きの判決が確定した場合には、有罪であっても刑務所に入らなくて済むためです。これに対して実刑判決が確定すると、刑務所に収監されます。刑務所においては、24時間体制の厳しい監視の下で自由を制限されることになります。そのため、執行猶予が付くか実刑になるか差は非常に大きいです。
ただし執行猶予の期間中に、他の犯罪に該当する行為をしてしまうと取り消されてしまいます。そうなると、刑務所に入らなければなりません。そのため、執行猶予付きの判決を獲得した被告人は、できるだけ大人しく過ごそうとするケースが多いです。

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