お互いが納得できる和解のメリット

裁判においては双方の主張による結果を示すものとして、勝訴、敗訴、和解というものがあります。読んで字のごとく、勝訴とは原告側が自身の訴えを裁判所の裁判官から判決という形で認められることを言い、敗訴は原告側を基準にした場合、勝訴の逆の状態を指します。では、和解はどのような状態を指すのかというと、こちらも読んで字のごとく、双方が主張を取り下げ、裁判官、弁護士との間で協議した折衷案を受け入れるという状態を指します。いわば、喧嘩で言うところの仲直りといったところでしょうか。では、この和解におけるメリットはどのようなところにあるのでしょうか。当然、双方は自分たちの主張を押し通し、全面勝訴という形で決着をつけたいと考えるのがごく普通なのですが、裁判には想像以上の弁護士費用、それらに関わる経費、そして時間、何より精神的な苦痛やプレッシャーが伴います。和解は双方の落としどころを見つけることで、裁判そのものを早期決着し、先述した負担を軽減することができます。原告側の中にも全面勝訴が望ましいが、ある程度のところで見切りをつけて、これらの負担から解放されたいと考える人も少なくなく、敗訴濃厚の被告側も長期戦の結果、敗訴になるのであれば不要な労力、費用をかけたくないと考えるの方もいます。原告側は裁判ケースによってはの短期化に加え、賠償金より和解金の方が好条件になるというメリットもあります。

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