みんなが知らない少年院とその実態、特徴

少年院は家庭裁判所での少年審判の結果、保護処分として少年院への送致が言い渡された者が収容される施設です。罪を償うためではなく更生させるための矯正教育を行う施設のため、警察や裁判所に前歴として残るだけで、刑務所のように前科が残ることはありません。院内では16歳以上は職業訓練を行い、中学生の場合は教科を受けることになります。職業訓練には様々な種類があり、溶接や板金や土木などの肉体的なものもあれば、パソコン指導のような事務系のものもあります。その他には集会や行動訓練、生活指導やマナー教育があり、読書発表会や運動会、文化祭といった行事もあるので、規律の厳しい学校のようなところと言えるかもしれません。少年院は階級制となっており、階級を上げることで出院できるシステムになっています。もちろん降級もあり、悪質な規律違反を犯すと階級を下げられます。入所したては2級下という階級が与えられ、それぞれの個人目標によって成績がつけられます。その成績によって2級上、1級下という順番で階級が上がっていき、最も上の階級である1級上まで到達すると出院も近づくため比較的自由な部分も増え、社会見学などの院外への外出行事などもあります。1級上の階級で成績が良い状態が続けば更生保護委員会の委員による面接が行われ、それをクリアすれば出院となります。

コメントは受け付けていません。

最近の投稿