刑事事件の弁護士は絶対に味方になる?

刑事事件の被告人になった場合、必ず弁護士がつくことになります。そして、面会して対応を決めていくことになりますが、このとき、弁護士にはすべてを正直に話さなければなりません。というのは、弁護士は被告人の味方であり、分身といっていい存在で、被告の主張を裁判でも述べることになるからです。
たとえば、確かに犯罪には荷担したが主犯ではなく従犯の立場だったというのと、犯罪自体を行った事実がないというのとでは、弁護人の主張はまったく違ってきます。前者の場合は、罪は認めるが、主犯に誘われてやってしまった、反省しているという流れで情状酌量を求めることになりますし、後者であれば犯罪をやっていないのだから無罪という主張になります。
もし、弁護士に対して嘘を言ってしまうと、その嘘を元に法廷での主張が行われることになるので、検察に論破されてしまう可能性が高くなります。犯行には荷担していないので無罪と言っていたのに、荷担していた証拠を出されてしまうと、嘘の証言をしていた、この被告はまったく反省をしていないと裁判官に思われて、最初から罪を認めていた場合よりも重い判決が下されることもあります。すると、被告人の言っていることは信用できないと弁護士も考えてしまい、控訴や上告前に辞任してしまうこともあり得るのです。

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