刑事裁判と民事裁判の比較ポイント

刑事裁判と民事裁判には、以下のような違いがあります。
一つ目は、「当事者が誰なのか」。
刑事では、検察官(国)と被告人が当事者となります。
民事では、法人を含む私人同士が当事者となります。
二つ目は、「証明について」。
刑事の場合、検察官が被告人の罪について証明しなければなりません。
また、推定無罪の原則に基づいて行われるため、有罪か無罪かはっきりしない場合は無罪と判断されます。
民事の場合、それぞれの主張について、自分で証明しなければなりません。
そして、「どちらの言い分が、より真実に近いか」という観点で判断されます。
三つ目は、「和解ができるかどうか」。
民事は私人同士の争いなので、お互いのコンセンサスが得られれば、裁判中でも和解することが可能です。
しかし、刑事においては、和解という概念自体がありません。
起訴するかどうかの決定権は、検察官が握っています。
「加害者と被害者が示談した」というケースはままありますが、これには裁判を終わらせるという効果はなく、あくまで検察官や裁判官にアピールするための物です。
ちなみに、交通事故などの被害者が損害賠償請求を行うことがよくありますが、これはあくまで民事上の請求です。猫06 猫07

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