鑑別所の業務内容とは?家庭環境が複雑な人も……

少年鑑別所は裁判所による少年審判を受ける前に、少年の資質の鑑別を行う施設で、全国52箇所に設置されています。鑑別とは物事を鑑定して判別するという意味の言葉で、鑑別所には医学、心理学、社会学、教育学、人間科学などの専門的知識に基づいて少年の非行性や性格を判別し、非行に走った原因や動機などを調べ、どのように対応すれば更生させることができるかを明らかにする目的があります。面接や様々なテスト、行動観察力などによって少年を判別し、その結果から判定会議によって審判の重要な材料となる鑑別結果通知書が作成されます。このように少年審判前に少年を一定期間収容し、判別することを「収容鑑別」と言います。入所してから少年審判までの期間はだいたい4週間であるため、ほとんどの少年は25日前後の収容となることが多いです。その他にの業務としては、家庭裁判所の依頼によって少年鑑別所に収容することなく鑑別を行う「在宅鑑別」や、少年院や刑務所、検察庁や地方更生保護委員会などの保護関係機関や法務省関係機関からの依頼に応じて鑑別を行う「依頼鑑別」などがあります。また、少年の非行に関する学校や一般家庭からの相談も業務の一環として受け付けています。

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