【比較】少年鑑別所と少年院は違う?~裁判所はどこまで介入するのか~

少年院と少年鑑別所は名前が似ていますが内容はまったく違う施設になります。
それらの違いを理解するには少年が犯罪を犯してからそのような行政手続きとなっているのか順を追って解説していきます。

まず少年は重大な犯罪を犯すと一般の大人と同じく警察に逮捕、拘留され、48時間以内に検察へ送致されます。
検察にて起訴する方針が固まると、起訴するためにより詳しい取り調べをするためさらに10日から25日の拘留となります。
それから裁判所にて、少年を社会復帰させるために必要な条件は何か調べる必要があると判断され、少年鑑別所へ送致となるのです。
少年鑑別所では、少年が社会復帰するにはどういったプログラムが必要で、またどういった環境がいいのか、少年の矯正余地があるのかなどを判断します。
そして最後の少年審判では、少年の今後の措置を決定し、鑑別所の判断結果を踏まえて少年の矯正が必要なれば少年院へ送致して、社会復帰のための矯正プログラムを受けるのです。

鑑別所は少年と面接して、犯罪を起こすに至った動機や環境などを心理学を用いながら分析するところであり、少年院は、少年が社会へ復帰するために必要な矯正を行う施設という違いがあるのです。

コメントは受け付けていません。

最近の投稿