「動産」ってなに?差押されるの?

動産とは不動産以外のモノを指します。後者は土地と建物になるのでそれ以外のモノは動産にあたります。例えば預貯金や給与、有価証券などがこれに該当します。これらは債務者が破産した場合などに債権者が差し押さえを行う主要なものといえます。ただ、差し押さえに関していうと、すべての動産を抑えることができるわけではありません。債務者が生活するうえで欠かすことのできない衣類や家財道具の他、1か月間の食料や燃料、祭祀に必要な仏像・位牌といったものも差し押さえが禁止されているものとして法律で規定されています。またDVDセットや食器セットなど数に限りなく差し押さえできるものもあれば、電子レンジ、洗濯機、パソコンなど1点しか差し押さえできないなどの分類も規定されており、実際の差し押さえでは注意が必要です。ただ、動産は債務者からモノを取り上げる形になるので資金回収という意味では厳しい場合もあります。会社などの場合で資金が回収できる見込みのある場合は、仕事で使用する機械などに質権を設定する方法もあります。この形であれば機械そのものの占有権が債権者に移るだけで、機械を回収することなく今まで通り稼働させることができます。このため相手の状況に合わせて権利を行使することが賢明と言えます。

コメントは受け付けていません。

最近の投稿